【仕事のこと】失敗しない円満退職のススメ!職場に退職したいと伝えたら、大失敗した件①

ママ矯正歯科医のたけこです!

今回の本題はある職場に退職したいと伝えたら、大失敗した件!です。

退職はできましたが円満退職とは言えず、メンタルの強さには自信があるたけこですが、今回ばかりは心はモヤモヤ。早く退職日こないかな〜とも考えてしまいます。

私の反省点をもとに円満退職のススメ!をお伝えします。これから退職したいと考えているアナタ!

特に医療系の方は何かと転職は難しいと思います。先ずは私の失敗を見てもう一度辞め方を考えてみてください。

目指せ円満退職!

まず、矯正歯科医の働き方についてもお話ししたいと思います。

フリーランスの矯正歯科医の働き方

私は基本的にフリーランスで勤務していて、歯科医院をいくつも掛け持ちして仕事をしています。矯正歯科医はフリーランスの数が圧倒的に多いです!

フリーランスの勤務形態は大きく分けて2つ!

勤務形態勤務日治療方針
の決定
お給料
①一般歯科の
矯正歯科医
月1、2日矯正歯科医
が決定
多い
②矯正専門の
歯科医院
毎日(常勤)
週2、3日(非常勤)
院長
が決定
少ない

①は全ての矯正治療は矯正医が治療方針を決定し、治療を行います。

②の場合、院長がいるためその院長の意向に沿う形で治療をします。お給料はその分少ないです。(私の場合)

①は一般歯科(虫歯や入れ歯の治療の医院)で開業した先生がその医院に来る患者さんに歯列矯正をしてほしいと言う要望があるため、一般歯科医院に月に何回か矯正医が行く勤務形態はかなり多いです。

患者さんにとっては虫歯の治療も歯列矯正も1つの医院で完結できるのでメリットがあります。

私が円満退職に失敗した職場は②の矯正専門の歯科医院です。私の業務内容としては週1、2日の勤務で治療以外にも院長の事務的な業務内容の補佐をする役割もしていました。

私がフリーランスを選んだ理由

1.歯科医院の院長は大変

一般的な会社は営業部、経理部、開発部など様々な部署でそれぞれの専門の仕事に集中しつつ連携をとるシステムと思います

歯科医院の院長はそれら全てを一手に引き受けます。

スタッフさんへの教育、経営と金銭管理、借金の返済、福利厚生の充実など全てを院長が把握し診療と並行して行うのは大変だと側から見て思います。

奥様がフォローされてる医院も多く、その場合完全なる家族経営になります。そのため、歯科医院は院長のキャラクターが業務内容に色濃く反映される側面があります。

女性男性変わりなく開業する場合、家族のサポートが不可欠です。開業されてる先生方を尊敬します!

2.フリーランスは煩わしさからは解放される

既に院長が経営してくれてる医院にバイトとして行くので、フリーランスは上記の煩わしさは全くありません。

そのため開業するよりも、フリーランスのまま仕事を続ける方が多いです。現状日本の子育て環境では1人で開業する事が難しいのか、特に女性は子育てしながらフリーランスでの仕事を選択する先生が多いです。

3.フリーランスのデメリットは?

フリーランスだと仕事が安定してないというデメリットもありますが、認定医を持っていると、どの歯科医院もwelcomeなのは正直ありがたい!

ただ、60歳まで長く働きたい方は開業した方が解雇される事なく長く勤務できます。

4.退職に迷う理由

個人経営の院長の大変さを思うと、退職をしたいと簡単には言えない心情があります。

色々とお世話になったありがたさもあるし、1人いなくなる事での他のスタッフさんが業務過多に陥る事があります。

また、歯科業界はせまーい世界!退職の仕方を間違えると今後の自分自身の仕事にも影響が出てきます。

円満退職への5つのポイント!

1.就業規則を確認する

就業規則の退職の項目を確認して、何ヶ月前に退職する旨を伝えるべきか要チェックです!

民法では2週間前と従業員は法律では守られてる部分はありますが、職場の規定を無視して急に退職を伝えることは円満退職から遠のきます。

私の失敗ポイント

そもそも就職前に就業規則に関する確認がなかった。就職前に就業規則は確認しておくべきでした!

契約書も交わしてない…ダメダメですね。

8ヶ月前から相談し慰留の後ズルズルと勤務…ハッキリと言えたの退職の3ヶ月前でした。職場にとってそれはあまりに急だったと推察されます。

2.退職の話は上司と1対1の時間を確保する

退職する旨を伝える時は上司の仕事の状況を確認し、忙しくないかつ1対1で伝えれる場所と時間を確保した方が良いです。

会社の場合、会議室など場所も自分で抑えておいた方が良いと思います。

私の失敗ポイント

忙しい時間の朝1番、上司のご機嫌などのリサーチ不足でした。もっと、仕事の忙しさなどをリサーチして、落ち着いたタイミングで伝えるべきでした。

3.退職理由はポジティブな内容に

退職する理由はポジティブな理由が望ましいです。例えば、結婚、妊娠出産やスキルアップするためなど上司がそれならおめでたいね!頑張ってね!と言える内容が良いと思います。

スキルアップがこの職場ではできないと言うネガティブな伝え方ではなくて、勉強や資格取得のために学校やコース取得が必要なので退職したいです!とポジティブな伝え方が印象が良いです。

私の失敗ポイント

体調面を考慮して…と言うなんともぼんやりとしたネガティブな理由

開業します!みたいな良いね!と明るくポジティブな内容のタイミングで退職できたら良かったかもしれません。

4.ハッキリと「報告」をする

ここはハッキリと「〇〇月をめどに退職させて頂きたく思っております!」と報告が必要です。

「退職を考えてまして…」という言い方で相談にしてしまうと「悩んでるなら、もう少し頑張ってみないか?」と慰留されたり、退職日が伸びます。

退職日が伸びた場合、次の職場への影響が出る可能性があります。

私の失敗ポイント

8ヶ月以上前から退職を相談という形でしてしまいました。結果、慰留されズルズルと退職日が伸びてしまいました。ハッキリと言うまで退職日が決まらず期待を持たせる形になってしまいました。

退職すると決めたなら、自分主体でハッキリと報告!が鉄則です。

5.引き継ぎはしっかりと

業務内容の引き継ぎはかなり大切です!退職する日まではいつも以上に気を引き締め、業務内容も丁寧すぎるほどの引き継ぎが望ましいです。

また、業務内容によって引き継ぐ後任の適材適所はあったとしても必ず個人ではなく全体への引き継ぎが大切です。

引き継ぎ先は上司に相談し、上司が引き継ぎ先を決定した方が望ましいと思います。

私の失敗ポイント

退職交渉がスムーズに進まなかった理由として後任が決まらなかった事が挙げられます。一旦上司(私の場合院長)に業務内容を伝えた方が良いですが、既に円満退職ではなくなっているので引き継ぎ自体うまく行かなくなってしまいました

少しでも現状を打破し、円満退職に向かうには?

私が少しでも円満退職に向かうには現状どうすれば良いか考えました。

  • 明るく挨拶する
  • 誠実に仕事をする
  • いつも以上にミスしない
  • 愚痴や不満を言わない
  • 引き継ぎをしっかりする
  • 退職日にはお礼をしっかり言う(菓子折りも)
  • 退職日にロッカーを掃除し、忘れ物をしない
  • 退職後に歯科医院や院長の悪いウワサはしない

医療業界は狭い世界!色々思うところはぐっとこらえ…。ブログに書く時点でこらえてないかも!?

これから長く歯科医師として仕事をする上で自分自身の信用を落とさないよう真摯に仕事をするべし!と決意しました。

今まで円満退職しかした事がなかったのは運が良かったのかもしれません。退職しても前に勤務した医院の院長や上司と今でも連絡を取って良好な関係を築いています。良い先生、いや良すぎる先生との出会いに私自身甘えが生じていたと思います。

今回の事で勤務する上でこんな職場は要注意!といった事も学んだので、次回そちらをお話しします!

みなさんの円満退職が成功する事を祈ってます!

たけこ

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